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プロダクトマネジメントと登山のシナジー効果で世界を変える

こんにちは。
株式会社FEZ(フェズ)の浪花 祐貴(なにわ ゆうき)です。

私は、2019年4月に大手SierからFEZ(フェズ)にジョインして、新規プロダクト開発のプロダクトマネージャーとして刺激の多い日々を過ごしております。社会人になってから登山にハマり、国内外問わず毎年色々な山に登ることが趣味です。
前職では、大手Sierの中で銀行や保険などの金融系システムのプロジェクトマネージャー(プロジェクトリーダー)を担当していたのですが、転職のきっかけはまた別の機会に。

プロダクトマネージャーとは?

フェズにジョインした当初の私は、「受託開発のマネジメントをする人がプロジェクトマネージャー」、「自社開発のマネジメントをする人がプロダクトマネージャー」という理解で、その大きな違いは「お客様に要件を出してもらうか」、「サービスの内容を自ら考えるか」にあると考えていました。

もちろん、上で述べていることも間違いではないのですが、入社して半年経過した今の私は、「サービスの内容を自ら考える」ということの奥深さを想像以上に痛感しております。

なぜ「サービスの内容を自ら考える」ということが奥深いのか、
それは以下に記載した多方面の視点から、そのサービスが必要だということを検証し伝える必要があるからです。

ユーザーの視点:想定ユーザーにとって価値があるものか。
マーケットの視点:市場に投入した場合に受け入れてもらえるか。(4P分析など)
ビジネスの視点:利益を出せるか。(サブスクリプションモデル、定額制など)
技術の視点:フィージビリティ(どうすれば実現できるか)、工数(どれくらいかかりそうか)など。

エンジニアとしてのキャリアを積んできた私には、ユーザー、マーケット、ビジネスの視点で不足している部分が多いため、社内外の有識者とコミュニケーションを取りながら、プロダクトの方向性を決めています。

総じて、プロダクトマネージャーは「ユーザー」「マーケット」「ビジネス」「技術」各々の視点を持ち、サービスの「Why(なぜ必要か)」「What(どんなサービスか)」を考えられる人、そしてそれを語ることができる人ということになります。

一見、あれもこれも学ばなければいけないので大変だ〜と思われるかもしれませんが、業務を通じて、ユーザー、マーケット、ビジネス、技術の各分野において、どの知識も蓄えることができるなんて、こんな美味しいポジションはないと私は思ってます!


プロダクトマネジメントと登山の共通点

冒頭でも少し触れましたが、私は社会人になってから登山にハマり、日本百名山59座登頂、そして海外登山も経験しました。この人生を賭けて極めていきたい2つのキャリアとアクティビティについて、共通する部分を述べたいと思います。

①ゴールにたどり着くまでの過程は不確実

私はいくつかの海外登山経験の中で、アフリカ大陸最高峰のキリマンジャロ(5,895m)に挑戦した経験があります。それまで4,000m程度の登山経験はあり、高山病にかかる事もなく無事に帰ってくることが出来たので、自分は高山病に強いという勝手な自信を持っていました。
しかしながら、キリマンジャロに挑戦した際は、未経験の4,600m地点で嘔吐が止まらなくなり、そこから3日間生きた心地がしませんでした。高山病になるかどうかはその人の体質次第ですが、この時初めて自分の限界ポイントがわかりました。

新規プロダクト開発も、過去に挑戦したことのない山に登る時と同様に、想定外の問題が発生することがあります。このような場合に備えて、大きな失敗をしないための開発手法を取り入れたり、定期的にチームで振り返りを実施し、改善を繰り返すなど工夫を凝らしています。


②明確な理由が無いと行動に移せない。

なぜ山に登るのか、という問いは多くの人から受ける質問です。
この問いに対してたいていの場合、「山頂からの景色を見たい」、「登山を通じて健康になりたい」など、何かしらの理由があって登る人がほとんどだと思います。そして、何も理由なく登る人はほどんどいないのではないかと思います。

プロダクト開発においても同様で、そのサービスを作る目的をチーム内で共有し、全員が同じ目的を持って開発に望むことが重要です。

プロダクト開発の中では実績がないことに挑戦する事もよくあるため、何か不測の事態にぶつかり解決に多大な労力を費やさなければならなくなった時、この目的の一致がチームで解決に挑むモチベーションに繋がります


③準備、計画が全て

登山は昔、ほんの一部の玄人にしか受け入れられないスポーツでしたが、モンベル(アウトドアメーカー)を筆頭に登山グッズの開発を進められ価格も手頃になり、いまでは女性や子供でも気軽にチャレンジできるスポーツです。

プロダクト開発も同じように、昔はオンプレミス環境といって、各社内でサーバーを構築して情報を管理するといった運用がほとんどでしたが、最近ではクラウド環境といって外部環境を利用して情報管理する運用が広まってきたため、インフラ関連の運用費用が格段に安くなりました。

登山もプロダクト開発も、今では特別なノウハウがなくても広く受け入れられるようになってきましたが、一昔前はひとつの失敗が大きな痛手を伴うものでした。

冒頭のゴールに向かうプロセスが不確実という部分にもつながりますが、登山もプロダクト開発も取り返しの付かない失敗をしないために事前の調査、検証が必要で、それを踏まえた準備が重要です。


プロダクト開発と登山の違い

上記でプロダクト開発と登山の共通点について述べましたが、両者の違いについても述べたいと思います。

登山は、「ゴールが決まっている」
プロダクト開発は、「目指している所がゴールとは限らない」

登山のゴールは言うまでもなく「山頂に辿り着くこと」だと思います。そこに行き着く過程で想定外の出来事が起きるかもしれませんが、基本的にはゆっくりでも足を前に進めていれば山頂に到着します。焦ることもいりません。
一方、プロダクト開発のゴールを「プロダクトがユーザーに受け入れられて世の中に拡がること」だとすると、今開発しているプロダクトが完成して使える状態になったとしても必ずしもユーザーや世の中に受け入れてもらえるとは限りません。

プロダクト開発では、そのはっきりしないゴールを確かなものとするために、
「事前に紙でも良いのでプロダクトのイメージを作ってユーザーに見せてフィードバックをもらう」「すぐに作れるプロトタイプ(試作品)を作ってみてユーザーに使ってもらいフィードバックをもらう」
など様々な工夫を凝らして早い段階で検証を行います。

プロダクト開発を登山に例えると、山の山頂がどこにあるかわからないため、「前人未到の山に登ること」と同じだと思いました。


まとめ

そんなこんなでプロダクト開発について、私の趣味である登山に絡めて色々とお話させていただきましたが、最後にお伝えしたいのは「遠い明日より近い明日の積み重ねが大事」だということです。

今まで色々な山に登ってきましたが、現状の自分がいきなりエベレストに登れるとは到底思えません。それと同様で、今取り組んでいるプロダクト開発においても、いきなりGAFA(Google、Apple、Facebook、Amazonの総称)を超えるサービスを展開することはかなり難しいと思います。

遠い未来に対してビジョンを持って取り組むことも大事ですが、目の前のちょっとした課題に対して解決策を提示することも重要です。


例えば、PCの「ショートカットキー」はご存知でしょうか?
私も大学生の頃に初めて使い始めたのですが、マウスをクリックしなければできなかったことが、キーボード操作だけで出来てしまう優れた機能です。
Googleの検索エンジンやFacebookのSNSと比べるとかなり小さくて簡単な機能ですが、そこに対しても価値を感じている人は多いと思います。

Fezの開発メンバーは、私を含めリテイル業界における難しい課題に取り組む中で、数年先の「遠い明日」に対するビジョンももちろん描いております。しかしながら、「ショートカット」のような「近い明日」をいくつも積み重ねていくことを大事にしていきたいです!


最後にフェズに興味を持ってくださった方へ、
私以外にも様々なバックグラウンドの方がおり、各分野に突き抜けた才能を持ったメンバーが揃っています。

そんなメンバーと一緒に「世界を変えるプロダクト企業」を目指していきましょう!

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